Fitbit(Charge2)とSTRAVAのデータ比較 その1
## 先日、Fitbit Charge 2を買いました。
今までSonyのSWR12を使用してきていますが、ディスプレイが無いので、いまいち状況がつかめなかったんですよね。
ごくたまにLifelogアプリを開いてピークを確認する程度でしか使っていませんでした。
最近会社の福利厚生ポイント制度で、Fitbit製品が割引になるキャンペーンがあり、それを利用しました。新製品でもないCharge2ですが、ひそかにサイコンとのペアリングも狙っていましたが…
まずはスマホアプリでいろいろと楽しんでいます。
Bikeトラックモードにしたところ、STRAVA同様にライドログが取れました。しかし結果は同じではありませんでした。今回はその比較をしてみようと思います。
ルートはこんな感じ。約3.3kmの通勤路の20分程度のデータです。ちなみに雨の日のデータです。
赤線がSTRAVAのAndroidアプリで保存したもの。青線がFitbitで保存したものです。(Fitbitから連携した先のSTRAVAから落としたデータです。)
データに差異はありますが、ほぼ正確にルートを保存していると思います。
※Charge 2にはGPSは搭載していませんので、ペアリングしたスマートフォンのGPSを使って計測していますから、同じデータが取れるはずなのですが、若干ずれているのは、それぞれの個性でしょうか。
## データの特徴
Fitbitデータは、Charge2でBikeアクティビティを開始した時点から1秒置きにデータが作成されています。信号待ちで停止していても絶えず計測をしています。
いっぽう、STRAVAのデータは、信号待ちなどで停止しているとAUTO PAUSEDとなり、その間の保存が止まります。GPS座標が動き始めると、計測再開になります(これは設定にて変えることができる)。さらに、毎秒ではなく、2秒間隔となることが多々あります。スマートフォンの負荷状況によるものなのかは不明です。
## 速度
各計測座標点間の距離を経過秒で除算して速度をグラフにしてみました。
停止中の時間はFitbitは速度がゼロになるのに対して、STRAVAは停止直前と始動直後で計測されるため、1秒ごとのデータだと始動直後の速度が上がってます。GPS信号の移動を検知してからの保存なので、数秒のラグがあるためと考えられます。アプリで見るとこのようなグラフにはなっていないので、何らかの補正をしているのでしょう。
## 距離
計測座標点間の距離を累計すると、Fitbitデータは3250mと正確でした。いっぽう、STRAVAデータは2775mと、500m近く誤差が出てしまいました。ただし、アプリやダッシュボード上は3.3kmと表示しているので、何かしら補正をしていると考えられます。
## 中間まとめ
今回のデータはAUTO PAUSEが有効でしたので、単純に比較できないようです。次回はSTRAVAのAUTO PAUSEを無効にして計測した結果で比較してみようと思います。