ニトラゼパムを減薬しよう(追記:ダメでした)

こんにちは、なかなか職場が復帰態勢になってくれない今日この頃のTakumiです。

さて、病状も落ち着いて、仕事できるよってくらい生活も規則的に過ごしています。でも仕事があるわけでもなく、かといってゲームばかりしているのも罪悪感ありまくるので、この機にニトラゼパムを減らすための調査をしてみようと思います。

※個人的に数字遊びをしているだけであり医療情報的に正しくないことがあるかもしれませんのでご参考程度に!


ニトラゼパムとは

そもそも、ニトラゼパムの性質とは?
ニトラゼパムは、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、東和薬品のクスリです。
効果時間が長めだと処方され、私はかれこれ数年間服用を続けています)。
日経メディカルのページには明示されていませんが、筋弛緩作用があるようです。これは「筋無力症」に対して禁忌となっていることからもわかります。
私にとって、この筋弛緩作用が頭痛や緊張をやわらげる作用をしてくれている気がして、やめられないでいます。
なお、このベンゾジアゼピン系睡眠薬というのは、長期服用による影響(依存性、離脱症状)があるようです(wiki)。
私もこれまで数度と処方が変わった際に断薬を試みていますが、上記のように、頭痛や背中、肩などの筋肉の緊張といった離脱症状があり、ゼロにすることができず、5mgの錠剤の半分を毎晩服用しています。
 
という背景があり、ニトラゼパムを徐々に減らして離脱症状を抑えていきたいと思います。

ニトラゼパムの血中濃度をグラフ化してみる

ニトラゼパムの血中半減期は、27時間程度のようです(参考サイトによって、12~24時間、27時間、28時間、とばらつきがある)。また、効果が最大になるのが服用後2時間のようです。このデータをもとに、血中濃度のイメージをグラフ化してみました。服用後2時間後を100とした場合、25時間で半減するためには、1時間ごとの減少割合をxとすると
x^25=0.5
x=25√0.5≒0.97
これを毎日同じ時刻に服用したとすると
すなわち、ほぼ1回分の量が絶えず血中に存在し、服用後2時間で2倍近くになる計算になります。なるほど、こうやって数値化すると、依存性が顕れてくるのも納得できるような気もします。


どう減らすか

急激に減らすことなく、徐々にフェードアウトするシミュレーションをしてみました。

果たしてこの精度で錠剤を割れるか、という方が問題になりそうですが、
80%→80%→60%→60%→40%→40%→20%→20%→10%→10%
という感じで服用量を減らしていくと、5日目で血中濃度約50%になり、10日目で約25%に少しずつ減っていくイメージができました。
あとは減らしていく過程で、どこで身体に不調が現れるのか、そこを見極めることで、ニトラゼパムの依存を減らしていくことができるかもしれません。

まずは、このスケジュールで、今日から減薬、始めて見ようと思います。
結果はまた報告したいと思います。


結果

ダメでした…w
という理由は、2つあります。

ひとつめ。5mgの錠剤を切れ目に沿って半分にした2.5mgが現在まで毎日服用している量。それを2割単位で計量できないということ。これをやるには、少なくとも0.1mgくらいの精度の秤が必要ってこと。

ふたつめ。ベンゾジアゼピン系の依存は、血中濃度を徐々に減らせばいいっていう単純な話ではなく、数カ月服用を続けてきたことで、脳なり神経系のどっかに耐性とか変化が起きているような状態なので、血中濃度だけを減らすとそのバランスが崩れてしまうということ。簡単な話じゃないってことが改めて上記サイト等読み込んで分かった。減量するとしても、少なくとも数カ月単位で徐々に減らしていくことが必要なようです。

この2~3日、5mgの錠剤を半分にしたものをさらに半分に割り、約1.25mgとして2晩分、減らしてみましたが、PC操作時に感じる緊張性の頭痛、気力の減退、機嫌悪くなる、などあまりよろしくない状態に陥ってしまいました。

復職を前に、状態が良いからと言って減薬に失敗して調子を崩しては元も子もないので、いったん減薬は中止し、再度主治医と相談してみようと思いました。


ベンゾジアゼピン、おそるべし。

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