Zwiftがいきなり楽になってしまった件(顛末)

こんにちは、先週から調子悪いTakum!です。
 のどがイガイガします。鼻の奥からのどに、鼻汁が垂れてのイガイガ、これは間違いなく花粉の症状! 今年は早いそうですが、敏感に反応してしまっているようです。
 さて昨年12月から2か月あまり、バーチャルサイクリング、ZWIFTをやっていました。テレワークすると1日2000歩しか歩かないことがよくある話。今まではランニングをしていましたが、寒くなったこともありランもきつい。ならば、と月1500円のトレーニングをやってみた結果を報告したいと思います。



接続環境

ZWIFTをやるには、バイクとローラー台、そしてセンサー類とそのデータをサーバーにアップし、ライド状況を表示するデバイスが必要です。様々な方法が用意されています。一番カンタンなのは、iOSのタブレットなんでしょうかね。私の環境は…

  • Windows 10のノートPC(いちおうNVIDIAのグラボが載ってる)+ZWIFTアプリ
  • Androidのスマートフォン(Android 8.1)+ZWIFT COMPANIONアプリ
  • ロードバイク Wilier GTR SL
  • ローラー台 MINOURA RDA2429-R (タイヤの減らないリムドライブ式。最大負荷が365Wらしい)
  • LEZYNEのスピード&ケイデンスセンサー
  • SONYの活動量計SWR12を心拍計として
  • サーキュレーター
スピードセンサー・ケイデンスセンサー・心拍計とは、Bluetoothを使ってスマートフォンと通信するようです。PCのZWIFTアプリともつながるけれど、現在Beta扱いで、私の環境ではSWR12は接続画面では認識するのですが、閉じると通信されませんでした。PCとスマホのアプリとが同一アカウントで同時に起動していると、相互に通信できるようになります。スマートフォンはWIFI切った状態でも動いたので、きっとサーバを経由して接続できているものと推測できます。

ただ走るのもいいけど

ZWIFTには現在、Watopia(ソロモン諸島)、NYC、London、Innsbruckなどのマップが用意されており、2019/1のアップデートでWatopiaとそれ以外のマップを選択できるようになりました。走ると、バーチャルとは言えログはニューヨークやロンドン上を走った記録として出力されるので、ヒートマップに海外が増えていきます。それはそれで楽しいのですが、せっかくやるなら速くなりたい! という決意も込めて、8週間の「GranFondo」トレーニングにチャレンジしました。
Gran Fondoトレーニング、完了しました!
8週間、週4でライドがスケジュールされます。50分のワークアウトが2本、50分のフリーライドが1本、2時間~3時間のロングワークアウトが1本、週が進むにつれロングワークアウトは時間が伸びていく感じです。それぞれ、ウォームアップから始まり、指定されたワットの出力を出していくゲームですね。序盤のランプアップの嵐とかなかなかキツイものもありましたが、ゲーム感覚で脚を回すのはまた面白いものでした。結果私はまるまる一週間東京出張だったりして乗れない回が何度かあって、32回中27回をクリアして何とか完了しました!

FTPが上がった!

12/14に初めて計測したFTP(Functional Threshold Power)は、263Wでした。ZWIFTの場合、20分間継続して出し続けられるパワーを評価してくれます。ウォームアップして、いくらか負荷をかけて、十分休憩をはさんだ後に20分間マワセマワセ!!という修行を行います。300キープを目指しつつ、後半バテて落ちました。この数値は、体重で割るとパワーウェイトレシオに変わり、私の場合3.3W/kgということで、一般ライダーレベルです。もちろん。
42分くらいからFTP計測が始まる。パワーが5分程度で落ちた。

 Gran Fondoのトレーニングが終わり、2/10に再度計測したFTP。どうにも調子がいい。355W。いや、ありえないです。WatopiaのAlpeヒルクライムで2位でしたもん。いくら楽に回しても350とか出る。いや、逆にパワーかけ過ぎると落ちる。軽めのギアでケイデンス回した方が上がる。この時はワットのグラフに出る上下のノイズが気にはなったものの、トレーニングの成果だ!なんて信じてましたがね…(笑)
50分からFTP計測。5分くらい試行錯誤したのち、安定テンポを発見して390Wキープ。FTP計測終わっても心拍とケイデンスは落としてKOMまで(追加10分)回し続けた。

その後リアルライドに出たら(オチ)

そんなわけでZWIFT、あまり疲れることなく走れてしまうため、ちょうど2か月のタイミングで一旦課金停止しました。走行距離もかれこれ4000kmになりましたし、チェーンを交換してもらうためにショップまでリアルライド。サイコンとスマホStravaとの両方で計測したら、サイコン:7.4km、Strava(GPS):4.4km …つまり、スピードが正しく出ていないことが分かった。(走行中に普通に50km/h超えたりするw)
 つまりは、FTPは…その前に出ていた、これが妥当なんだろう。317W。4.0W/kgだ。しかしながら、2か月で50Wの上昇ができたGran Fondoトレーニング、恐るべし!
2/9に出た表示。これが私のFTPと思った方が良さそうだ。

原因を考えてみる

単純にセンサーの不具合なのだろうか。今週はまた東京出張ということで、ショップに預けたままなのだが、気になることが一つ。
 この症状が出たのは、輪行のためにダンボールにバイクを収納するシミュレーションをし、ダンボールを縦横高さ合計203cmに切り詰める作業をした後に発生している。つまり、一度ローラーから下し、ペダルを外し、ハンドルを外し…の作業の後である。スピードセンサーはケイデンスセンサーと同じ筐体で、磁力をセンシングする位置でスピード信号とケイデンス信号を読みとっている。ということは、ペダルを外した際に磁石の位置がズレて、ケイデンス信号がスピード信号にも乗ってしまったのではないか?? という恥ずかしいオチなのではないかと気づいてしまった。

バイクが帰ってきた

(追記)
 チェーン交換でショップに預けていたバイクが帰ってきた。しかし、ケイデンスセンサーの磁石も特に問題なかった。でも、やはりスピードが2倍近くになる。家に着いて、スピードセンサーの回転数を目視しつつ、調整していた。スポークに付けた磁石を緩めて少しインナーにずらしてみたら、ちょうどいい感じになった。。。 磁気が強すぎるんだか、よく分からないけど、取り付け位置は妙にシビアなようである。ちょっと輪行のためにばらした程度でこうなるとは。
 旅行に行くに当たり、距離データは信頼したいので、もう少しテストしてリハーサルもやっておきたい。


コメント

このブログの人気の投稿

MS Azure Information Protection を入れたら右クリックの「分類して保護する」がうざい