ツール・ド・東北 2018 牡鹿半島チャレンジ グループライド

こんにちは、Takum!です。
一昨日は初めての牡鹿半島ライド、「ツール・ド・東北 牡鹿半島チャレンジグループライド」を満喫してきました。日曜日がメインイベントで、土曜日は裏番組的なイメージですが、年々土曜日イベントも増えてきましたね。今日はその振り返りをしたいと思います。




曇り空、気温23℃のちょっと肌寒く感じる朝、4時起きして、雲雀野駐車場を目指します。鳴瀬奥松島IC入口が工事で6時まで通行できず、結局下道ALLで到着しました。駐車場は2年前に比べると砂利道歩く距離が少なくなりましたね。ちょっと寒いので長袖ジャージでメイン会場、石巻専修大に向かいます。約9kmの平坦です。

まずは受付。300人くらい参加あるんでしょうか。私のゼッケンは牡鹿002。申し込み順なのかは分かりませんが、アクセス集中の中、申し込み完了まで1時間かかったのに002はどういう番号なのでしょうか。いずれにしても、2番は運び屋、見せてやるよゼッケン2番の引きってやつを! というライドではないのですが、一桁はうれしいですねw しかし会場はひっそりとしている感じです。日曜日の賑わいとはちょっと違います。


会場内にもこのポスターありましたね。河北新報にも掲載されていました。5枚だけ。

堺ナンバーのシマノサポートカー。トラブル起きたらDURA-ACEのホイールは貸してもらえるんでしょうか。
半袖ジャージにゼッケンつけて、テントで着替えたら、集合場所に向かいます。荷物預けてからバンダナ出し忘れた!って再度出してもらったりしている間にすっかり出遅れてしまいました。。。グループ分けでは「登りは得意でない、ヒルクライムとか出ない」を選んだのでグループC、さらに並ぶの遅れて、ほぼ最後方のグループとなりました。グループは9名、それに走行管理ライダーが2名つき、11名のグループでゴールを目指します。自己紹介しあったりしながらスタートを待ちます。日曜日の大行列がのろのろ進むのとはだいぶ気持ちが違います。そういえば前の方に、あれZOZOスーツじゃねー?をまとったライダーがいました。話題になってくれてありがたかったですw


いよいよスタート! 専修大からいつものコースでライフル射撃場までのトレインでライドが始まります。ライフル射撃場の登りは、日曜イベントでは集団がばらけて、あとはそれぞれのペースでGO! となるのですが、グループライドでは、一列になって登ります。ペース・・・遅い。ゆっくり上るのもまたつらいものだと気づきました。
女川町に入り、女川駅ASまでは右折しての登り道から、直線に変わり、アクセス良くなりましたね。AS手前では、土曜日でしたが、ちゃんと大漁旗振って出迎えていただきました。女川ASグルメは、笹かま。この塩気が美味しかった! 各エイドでは語り部さんのお話を聞きます。18mの津波か…改めて聞くとゾッとしますね。

女川ASの補給職は、高政さんの笹かまぼこ。塩気が美味しい。
女川での補給&語り部さんの後は、日曜日とは異なり海岸線を南に向かいます。高いところに橋が建設中だったりしますが、入り組んだ湾の奥にあったであろう集落はなにもなく、景色が変わっています。女川原子力発電所から塚浜駐車場ASまでの登りでは、ついに後方から苦しみの声が…。「このスローペースだと、脚壊れる!!」 いや、ホント、みんなとペース合わせて走るのってキツいんですね。グループごとにペースが異なり入れ替わりつつここまで来ましたが、すでに最後尾のサポートカーが後ろに。やや焦ります。

女川塚浜駐車場休憩ポイント ドーナツとようかんがもらえた
塚浜駐車場からは、一旦浜まで下り、コバルトライン大原インターまで、ひたすらの登りです。コバルトライン上は交通規制が敷かれ、自由に走ってOKということになってました。グループからは走行管理ライダーと若者が一人飛び出し、それを追う私、必死で上るメンバー、縦長の展開でようやくコバルトラインに到達。路面はあいにくの雨でぬれた状態で牡鹿半島南端の御番所公園を目指します。コバルトライン上は勾配はきつくなく、快適に走ることができました。時折現れる海を見渡す景色に、「絶景ッショ~~!!」って一人叫んでいるところに、走行管理ライダーがスル~っと追い抜いて行かれたのが恥ずかしかった。

走行していると右手に石巻湾が見えてくる。天気が良ければ奥に仙台平野が見えたはずだ。
御番所公園に到着。あとは下って鮎川浜でのクジラ焼弁当、それまでメンバーの合流を待ちます。後方には展望棟。うん、あそこに違いない!



それでもこの世界は美しい。
目的の景色を見つけることができました!!

展望台のほうに上がってくる人があまりいない中、撮ってもらうことができた!!

絶景のパノラマ。天気が良ければ最高だったに違いない!

サイクルラックにはツール・ド・東北のロゴと「石巻工房」の焼き印があった。

クジラ焼弁当。めかぶとそうめんの汁物も美味しかった。

鮎川はクジラの町。おしかホエールランドを2年後をめどに再開したいと話しておられました。
鮎川にてクジラ焼弁当、めかぶとそうめんの汁物をいただき、満腹になって語り部さんのお話を聞き、あとは石巻を目指しての帰路につきます。左手に海を見ながら、50~80m級の坂が7回くらい繰り返すので、グループ内からは「これが最後って言ったじゃーん!」みたいな声が漏れてきます。ここまで一緒に走ってると、気心知れて、話もできるようになってきますね。

荻浜の休憩所でも語り部さんのお話が聞けました。海に暮らす人々、津波はちゃんと避難し亡くなった方は少なかったそう。
万石浦の南側を越えて、「サンファンパークの手前がちょっと上るね」という情報を信じ、最後の力を振り絞って坂を上ります。結構な登りです。結構な斜度です。ですが登り切ると、最後のごちそう! ウナむすびと桃生のきびだんご。さっき食べたばかりなのに、ペロッと食べちゃいます。

うなむすびときびだんご。炭酸水は腹にくる。

サン・ファン・バウティスタ号。津波と台風の影響で腐食が進み、解体される見込みだそうだ。

HOYAPAIをかぶって…
最後のエイドからは市街地区間を、交通量の多い時間帯、車に気を使いながらの約10km。最後のゴールはみんな手をつなぎながら? なんてのは無理で、めいめいガッツポーズを作りながら横一列で笑顔のゴールとなりました。
最後にグループのみんなで円陣をつくり、一人ずつ感想を話しつつ、またどこかで会いましょう! と解散したのでした。

完走証とスタート写真の載った号外を受け取り記念撮影。

既に17時をまわり、イベントブースは終了していた…
土日合わせて、4000人のライダーがこのゲートにゴールする。


ゴールが17時頃となり、展示ブースなどは見て回れませんでしたが、翌日は盛り上がるんだろうな~という心惜しさを感じつつ、駐車場まで走行し、帰路につきました。

サイコンLEZYNE Super GPSの計測結果は116.2km 1503m↑。
いっぽうスマホのStravaの計測結果は119.3km 2082m↑。
距離に関しては自転車置いて歩いた分があるので差が出るのは当然ですが、この獲得標高の差は何なんでしょうか。どっちがリアルな数値なのか、あとでじっくり検証してみようと思います。

コバルトラインで「ここついてこれたら、走行管理ライダー、やれますよ」と声をかけてもらいました。来年は走行管理ライダーとして参加できるように、精進していきたいと思います。

長いレポートになってしまいました。以上です。

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