平成最後の一人旅①:飛行機輪行の準備の巻
こんにちは、DXerのTakum!です。
GWのうちに令和の世になりましたが、平成最後に自転車一人旅に行ってきたものを徐々に公開していこうと思います。
第1回は、仙台空港から広島空港への自転車の飛行機輪行に向けた準備です。飛行機に積載できなかったら、忘れ物があったら、などなど不安だらけで旅行前は忘れ物した夢ばかり見ていましたが、こんな準備が必要だったよっていう記事です。
いや~、旅行って大変ですね。実はこの中で、ほぼ出番がなかったのが、冬用グローブ、洗剤、目薬、イヤホン、免許証ですね。あとは、無くても足りそうなのが、普段着。ジーンズとパーカーですが、大和ミュージアムや兵科学校などの見学が無ければ、長袖ジャージが普段使いできるようなデザインであれば、 それで足りそうです。あとは靴ですね。ビンディングに拘らなければスニーカーで済ませられますし、SPDペダルであればそれで普段済ますこともできるかもしれません。が、兵科学校の見学ではNGと明記されているので、CROCSの軽量スニーカーをサドルバッグの上に載せて走ってました。尾道の階段上るのも、ビンディングシューズでは敬遠したことでしょう。
楽に走ることを優先するか、自転車以外の時間を楽に過ごすことを優先にするか、難しいところだと思います。 その点、クルマでのツーリングはラクだと思いますが、ワンウェイにできなくて、必ずクルマに戻ってこなきゃいけないのが欠点ですね。
なんだかとりとめもなく、準備段階のことを書いてみました。いろいろ準備が大変でしたが、だからこそ旅行時にはトラブルもなく無事に走りきれたのかなぁ、と思うと、準備が自転車旅行の成否を分けることになるのかもしれません。もし、誰かの参考になれば幸いです。
GWのうちに令和の世になりましたが、平成最後に自転車一人旅に行ってきたものを徐々に公開していこうと思います。
第1回は、仙台空港から広島空港への自転車の飛行機輪行に向けた準備です。飛行機に積載できなかったら、忘れ物があったら、などなど不安だらけで旅行前は忘れ物した夢ばかり見ていましたが、こんな準備が必要だったよっていう記事です。
飛行機輪行は簡単?大変?
これが一番の難題ではないでしょうか。人によって、オーストリッチの輪行袋に入れただけの状態で輪行して特に問題もない場合もあれば、がっちりハードケースに入れて預ける人もいます。国内なら丁寧に扱ってくれるから大丈夫だよ、という見解が安心できそうですが、天候によっては飛行も不安定になりますから、カーボンフレームのバイクが荷室で暴れて…なんていう心配はなくなりません。私の場合は12日間の日程、バイクなしではどうにもならない予定を組んでしまいましたので、万全を期すことにしました。ただし、ハードケースなど購入する余裕はありませんから、ダンボール輪行です。ダンボールの確保
自転車のフレームってあっさりダンボールに入って取り扱われていますが、クランク、ペダル、ディレイラー、チェーン、ハンドル…と組み立てられると相当かさばるもの。ショップに冬の間にダンボールの空きが出たら欲しいとお願いしておき、Livのダンボールをゲットしました。Cセグメントのハッチバックだと後部座席倒さないと入らないほど大きなダンボールですが、試しに入れてみますが…入らない(汗)。ダンボールを分解し、大きく開口できるようにして、こんな感じになりました。
ダンボールに入ればいいわけではなく、飛行機に積載しますから、預かり手荷物サイズに収める必要があります。まぁ、はみ出たら追加料金払えばいいだけの話…。ですが、仙台→広島の便で運航されている、CRJ700とかいう飛行機の場合、預かり手荷物の欄に、こんな注意書きがあります。
「かつ高さ65cm、幅105cm以内」
これって致命的じゃないですか? 700cのタイヤ、65cmありますもん。タイヤ外してギリギリじゃない! むむむ、雲行きが怪しくなってきました。が、諦めるわけにはいきません。箱を倒して、高さに相当していた部分を幅に相当させればいいじゃん! ということで、持ち運ぶ際には立てて、飛行機に積み込んでもらう際には寝せる形をとることにします。その中で長さ・高さを最小にしていきます。
上の写真のように、バイクをひっくり返して載せると、どうしてもリアディレイラーが飛び出してしまいますので、ディレイラーは一旦外してプチプチに包んでチェーンステーの間に貼り付けました。箱に左右の衝撃が加わってもエンドに影響が出ないように、輪行用のエンド金具を付けて干渉させることにしました。ホイールの厚みも微妙にあるので、その分も見込んでできるだけ小さくしました。最終的に、箱のサイズは105×70×22cmとなり、203cmまで5cm以上の余裕が出ました。中身詰め込んだのが、こんな感じ(詰め込み時は余裕なく、広島空港にて、開封の儀の写真)。なお、タイヤの空気は抜いておきましょう(気圧の低い上空で、チューブ破裂することのないよう…)。
写真の上側が底面になる。下から、ホイール~ホイール~フレームの順。 隙間にはサドルバッグやボトル、シューズ等を多少クッションになりそうな感じに配置。 |
ダンボールを運びやすくする工夫
当初、地下鉄~空港アクセス線での空港入りを考えており、あまり乗り換えに余裕もなかったので、できるだけ持ち運びのしやすいように、ダンボールの穴と輪行用のストラップを使って肩に掛けられるようにしました。最終的に空港へは妻・息子を連れて車で行くことができたのですが、広島空港の国内線到着ロビーから自転車組立場まで意外と距離があり、また、箱全体の重量、15kgもあり、ストラップつけて正解でした。
ストラップを付けたダンボール。 なお預ける前に、ストラップは養生テープで箱にぺったり。 |
広島空港国内線の到着ロビー手前にあった案内。 自転車組立スペースは反対側の国際線側にあったので、意外と歩く。 |
重量は15.2kg。バイクだけだと8kgなのに、ずいぶん詰め込んだなぁ(-_-;) |
(補足)広島空港の自転車組立スペース
自転車組立スペースは、こんな感じでした。雨模様で薄暗く、修学旅行生がたくさん通る中での作業は緊張します(笑)。整備用スタンドが1台、工具がいくつか付いていましたが、アーレンキーは持って行ったので、何ミリのがあるかとか詳しく分かれば、持参工具は少なくできたかもしれません。フロアポンプしか使いませんでした。
広島空港の自転車組立スペース |
バイク整備スタンド。トップチューブを乗せるか、サドルを掛けるか。 |
その他の荷物の準備
持ち物リストつくってチェックしました。心配すぎて…
- バイクの箱
- バイク
- ホイール×2(タイヤ空気抜く)
- サドル
- ペダル
- クイック
- ボトルケージ
- ボトル×2
- フロントバッグ
- 補給食(VAAM、アミノ、ようかん)
- 行程表
- 輪行袋
- アーレンキーセット
- ワイヤーロック
- サドルバッグ
- ジャージ半袖×2
- 短レーパン×2
- ジャージ長袖
- 長レーパン
- アームカバー
- レッグカバー
- ソックス×2
- ステテコ
- シューズ
- ヘルメット
- リュック(サイクールパック20L)
- Tシャツ
- パンツ
- ソックス
- 長グローブ
- 指切りグローブ
- キャップ×2
- レインジャケット
- シューズカバー(Velotoze)
- タオル(ボディ用)
- タオル(汚れ用)
- チューブ×2
- 携帯ポンプ
- アイウェアケース
- アイウェア(ダークレンズ)
- クリアレンズ
- クロス
- バッグインバッグ
- 歯ブラシ
- シェーバー
- 洗剤
- 薬
- コンタクト
- 目薬
- 耳栓兼イヤホン
- リチウムイオン電池系用袋
- モバイルバッテリー
- サイコン
- フロントライト
- リアライト
- 心拍計
- 360°カメラ
- USBケーブル(micro USB)
- USBケーブル(type C)
- USBケーブル(Fitbit用)
- 防水ポーチ
- 現金
- 保険証
- 免許証
- 飛行機チケット
- キャッシュカード
- クレジットカード
- スマートフォン
- 着用(Fitbit、CROCSシューズ、ジーンズ、上着、Tシャツ、パンツ、ソックス)
いや~、旅行って大変ですね。実はこの中で、ほぼ出番がなかったのが、冬用グローブ、洗剤、目薬、イヤホン、免許証ですね。あとは、無くても足りそうなのが、普段着。ジーンズとパーカーですが、大和ミュージアムや兵科学校などの見学が無ければ、長袖ジャージが普段使いできるようなデザインであれば、 それで足りそうです。あとは靴ですね。ビンディングに拘らなければスニーカーで済ませられますし、SPDペダルであればそれで普段済ますこともできるかもしれません。が、兵科学校の見学ではNGと明記されているので、CROCSの軽量スニーカーをサドルバッグの上に載せて走ってました。尾道の階段上るのも、ビンディングシューズでは敬遠したことでしょう。
楽に走ることを優先するか、自転車以外の時間を楽に過ごすことを優先にするか、難しいところだと思います。 その点、クルマでのツーリングはラクだと思いますが、ワンウェイにできなくて、必ずクルマに戻ってこなきゃいけないのが欠点ですね。
なんだかとりとめもなく、準備段階のことを書いてみました。いろいろ準備が大変でしたが、だからこそ旅行時にはトラブルもなく無事に走りきれたのかなぁ、と思うと、準備が自転車旅行の成否を分けることになるのかもしれません。もし、誰かの参考になれば幸いです。
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