改めて、抗うつ薬について理解をしたい
休職に入り、追加された薬で朝昼も眠れてしまっているTakumiです。
今日は、今処方されて飲んでいる抗うつ薬、睡眠薬がどういう効果を持っているのか詳しく理解しようとPCを起動したところです(と、書きかけだった記事を、色々と調べてようやくまとまりましたので公開します。)
今処方されて飲んでいる薬
また、アルコールとの併用は厳禁と言われています。が、私は長らくアルコールとの併用をしています…。アルコールにより、よりリラックスし、睡眠できると勘違いをしているためです。しかし、実は、併用したときの睡眠は、気絶しているようなもので、睡眠できているとは言えないそうです。これは、最近スマートウォッチを変えて気づいたのですが、入眠後も心拍数が高い状態にあり、ストレスレベルが高い状態になっていました。就寝時刻がだいたい0時ですが、3時~4時になってようやくストレスレベルが休息状態になっている日が続いています。なるほど、これが原因だったというわけか…。
もう一つ、アルコールとの併用で「健忘」症状があると書かれています。これは服用から目覚めるまでの記憶が、ほぼ全く無い状態のことです。特に東京単身赴任状態の時にありました、薬を缶酎ハイで流し込み、眠くなる時間までTVやスマホを見ているうちに、なにか食べたくなり、カップ麺や、ひどいときには焼きそばや冷凍ギョーザを調理して食べていました。朝気持ち悪く起きてみると、覚えのない食器がテーブルに残されている、ゴミ袋の中に食べた物の袋が入ってる…といったことが、よくありました。そういう傾向があるから、自制しないと、という自覚があるものの、自宅にいる今でも、ちょいちょいツマミを探して、ふと我に返り、止めたことが何度もあります。
確かにこれは悪い状態なので、今日からでも、改善しようと思います…。夕食のお供の晩酌は多分止められないので、夜の時間は缶酎ハイではなく、水なり炭酸水でごまかしてみようと思います。(本を手にして読んでみて、良かったかもしれない…)
またこれはよく言われることですが、ベンゾは依存性が高く、止めるときの離脱症状がひどいですね、私も何度か減薬を試してみましたが、ことごとく失敗しています。
ここまで、現在、漫然と飲んでいる薬について改めて調べて、その効果と副作用、そしてアルコールとの併用について、あらためて理解ができた気がします。
かつての主治医であった、大沼先生は、「とりあえず、治るまで、お酒は我慢しよう! 抜けたら、乾杯しよう!」と仰っていたのを思い出します。もう10年も前のことでしたが、その時の休職から復帰して以来、ずっと寝る前のアルコールの最後のアオリで薬を飲んでいたわけですからね…。まずは、きちんと主治医の言うとおりにしなければいけないなぁ、と思い直したところです。
参考書籍・サイト
日本麻酔科学会
https://anesth.or.jp/files/pdf/hypnosis_sedative_20190905.pdf
精神科の薬がわかる本 第4版 姫井昭男 医学書院
今日は、今処方されて飲んでいる抗うつ薬、睡眠薬がどういう効果を持っているのか詳しく理解しようとPCを起動したところです(と、書きかけだった記事を、色々と調べてようやくまとまりましたので公開します。)
今処方されて飲んでいる薬
抗うつ薬
ミルタザピン(ジェネリック:レメロン、リフレックス)=NaSSA
神経系用剤(含む別用途)/抗うつ剤(NaSSA)/ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤
抗うつ薬のうち、SSRI、SNRIはシナプス間の神経伝達物質が、元のシナプスに帰ってくるのを阻害して神経伝達物質を濃くしてやろう(前シナプスに再取り込みされるのを阻害するように、神経伝達物質を運ぶトランスポーターに薬を結合させることによって神経伝達物質の濃度を高めてやる)、すなわち神経が活性化する、という薬理作用のよう。
抗うつ薬のNaSSAと呼ばれるものは、ノルアドレナリン神経細胞やセロトニン神経細胞のα2という受容体に結合し、神経活性刺激が増強され、ノルアドレナリンやセロトニンの遊離が促進されるそう(作動性というらしい)。増えた神経伝達物質が次の放出を促進する連鎖を行うことのようです。また、NaSSAはGABA神経の働きをブロックし、GABAの遊離を妨げ、ドーパミン神経シナプスのブレーキを解除して遊離を促進する効果もあるとのこと。
GABAというと、チョコレートや睡眠サプリで宣伝されている気がしますが、ストレスを抑える効果を謳っています。うつ病になるほどのストレスの場合は、どちらかというと思考停止方面に傾いているので、GABAは摂取しないほうが良いのかもしれないですね・・・。
副作用としては、便秘(私はこれはない)、眠気(傾眠)。
この傾眠から、食欲が抑えられず過食になるとのこと。
抗うつ薬のNaSSAと呼ばれるものは、ノルアドレナリン神経細胞やセロトニン神経細胞のα2という受容体に結合し、神経活性刺激が増強され、ノルアドレナリンやセロトニンの遊離が促進されるそう(作動性というらしい)。増えた神経伝達物質が次の放出を促進する連鎖を行うことのようです。また、NaSSAはGABA神経の働きをブロックし、GABAの遊離を妨げ、ドーパミン神経シナプスのブレーキを解除して遊離を促進する効果もあるとのこと。
GABAというと、チョコレートや睡眠サプリで宣伝されている気がしますが、ストレスを抑える効果を謳っています。うつ病になるほどのストレスの場合は、どちらかというと思考停止方面に傾いているので、GABAは摂取しないほうが良いのかもしれないですね・・・。
副作用としては、便秘(私はこれはない)、眠気(傾眠)。
この傾眠から、食欲が抑えられず過食になるとのこと。
睡眠薬
ニトラゼパム(ジェネリック:ネルボン、ベンザリン)
催眠鎮静剤,抗不安剤/ベンゾジアゼピン系/睡眠誘導剤不眠症,麻酔前投薬,異型小発作群(点頭癲癇,ミオクロヌス発作など),焦点性発作(焦点性痙攣発作,精神運動発作,自 律神経発作など)
半減期:26 ~ 28 時間
ジアゼパム(ジェネリック:セルシン、ホリゾン)
催眠鎮静剤,抗不安剤/ベンゾジアゼピン系/マイナートランキライザー
①馴化,鎮静作用◆大脳辺縁系に特異的に作用し,正常な意識・行動に影響を及ぼさずに馴化,鎮静作用をあらわす.
②筋弛緩作用◆おもに脊髄反射抑制により筋の過緊張を緩解する
半減期:32.8時間
ゾピクロン(ジェネリック:アモバン、アモバンテス)
副作用として、筋弛緩作用があり、定かではありませんが、緊張状態(心理的にも、身体的…頭痛や肩こり)をほぐす作用を期待してこれを長く服用しています。催眠鎮静剤,抗不安剤/非ベンゾジアゼピン系/睡眠障害改善剤
催眠,抗不安作用はみられるが,抗痙攣,筋弛緩作用は弱い.健康成人に経口投与した場合,脳波上,入眠潜時の短縮 と総睡眠時間の延長がみられる.睡眠の各段階に対しては,レム睡眠には影響せず,深睡眠の増加がみられる
半減期:3.94 時間
また、アルコールとの併用は厳禁と言われています。が、私は長らくアルコールとの併用をしています…。アルコールにより、よりリラックスし、睡眠できると勘違いをしているためです。しかし、実は、併用したときの睡眠は、気絶しているようなもので、睡眠できているとは言えないそうです。これは、最近スマートウォッチを変えて気づいたのですが、入眠後も心拍数が高い状態にあり、ストレスレベルが高い状態になっていました。就寝時刻がだいたい0時ですが、3時~4時になってようやくストレスレベルが休息状態になっている日が続いています。なるほど、これが原因だったというわけか…。
もう一つ、アルコールとの併用で「健忘」症状があると書かれています。これは服用から目覚めるまでの記憶が、ほぼ全く無い状態のことです。特に東京単身赴任状態の時にありました、薬を缶酎ハイで流し込み、眠くなる時間までTVやスマホを見ているうちに、なにか食べたくなり、カップ麺や、ひどいときには焼きそばや冷凍ギョーザを調理して食べていました。朝気持ち悪く起きてみると、覚えのない食器がテーブルに残されている、ゴミ袋の中に食べた物の袋が入ってる…といったことが、よくありました。そういう傾向があるから、自制しないと、という自覚があるものの、自宅にいる今でも、ちょいちょいツマミを探して、ふと我に返り、止めたことが何度もあります。
確かにこれは悪い状態なので、今日からでも、改善しようと思います…。夕食のお供の晩酌は多分止められないので、夜の時間は缶酎ハイではなく、水なり炭酸水でごまかしてみようと思います。(本を手にして読んでみて、良かったかもしれない…)
またこれはよく言われることですが、ベンゾは依存性が高く、止めるときの離脱症状がひどいですね、私も何度か減薬を試してみましたが、ことごとく失敗しています。
ここまで、現在、漫然と飲んでいる薬について改めて調べて、その効果と副作用、そしてアルコールとの併用について、あらためて理解ができた気がします。
かつての主治医であった、大沼先生は、「とりあえず、治るまで、お酒は我慢しよう! 抜けたら、乾杯しよう!」と仰っていたのを思い出します。もう10年も前のことでしたが、その時の休職から復帰して以来、ずっと寝る前のアルコールの最後のアオリで薬を飲んでいたわけですからね…。まずは、きちんと主治医の言うとおりにしなければいけないなぁ、と思い直したところです。
参考書籍・サイト
日本麻酔科学会
https://anesth.or.jp/files/pdf/hypnosis_sedative_20190905.pdf
精神科の薬がわかる本 第4版 姫井昭男 医学書院
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